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子どものあざ治療法

子どものあざ治療は早い方がいい

当クリニックでは、お子様のあざについて、治療の開始時期は首のすわる3ヶ月から可能とご説明しています。その理由は、赤ちゃんは治療への恐怖心がまだなく、嫌がって動いたりすることもないため、安全な治療環境を保てるという点からです。また、レーザー治療に関しても、的確にあざの部位に照射することが可能なため、時間の短縮にもつながります。

小さなうちに始めると、記憶にも残らず、ストレスにもなりにくいというメリットがあります。

子どものあざ治療イメージ

皮膚が薄い赤ちゃんは、
弱い出力で高い治療効果

大人よりも皮膚が薄い赤ちゃんは、痛みが少なく弱いレーザー出力でも高い治療効果をあげることができます。
身体的にも精神的にも負担が少なく、お子様がストレスやトラウマになる前に治療を開始することをお勧めします。

治療開始のタイミングが
遅れると・・・

ご来院のお母様から「出産後にあざに気づいて産婦人科の先生に相談したら、様子を見て消えなかったら治療しては・・・と言われました」というお話を耳にしたことがあります。

たしかにそれも選択肢の一つと思いますが、お子様が成長してもの心がつくと、病院に行くのを嫌がったり、他人の目が気になりがちになります。そういった意味でも、3歳くらいまでに治療を終え、お友達からあざを指摘されるようなことを避けるのが理想だと考えます。

あざ専門のクリニックとして、お子様のあざにはどのような治療が必要か、もしくは治療は必要ないか。必要であれば、保険適応でどのような治療方法でどのくらいの期間がかかるのか。そのように患者様目線でしっかりご説明させていただき、治療方針をお話しさせていただきます。あざのことは、あざ専門医にご相談ください。

青あざ

青あざ

太田母斑、異所性蒙古斑、伊藤母斑など

赤ちゃんのお尻から背中に出る青あざを蒙古斑(もうこはん)といいます。蒙古斑は2歳頃までは青色が濃くなりますが、10歳前後までには大部分が消失します。

まれに腕や足、腹や胸などにできる蒙古斑を異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)といい、年月が経っても完全に消えることはありません。

また、顔に出る青あざを太田母斑(おおたぼはん)、肩周辺に出る青あざはを伊藤母斑(いとうぼはん)といい、これも自然に消えることはありません。

茶あざ

茶あざ

扁平母斑、表皮母斑、カフェオレ斑、ベッカー母斑など

表皮に存在するメラニン色素が多く、周りの皮膚よりも茶色く見えるあざのことで、ほくろのように皮膚から盛り上がることがないため扁平母斑といいます。

ほとんどが生まれつき確認できるあざですが、思春期になって発生する遅発性扁平母斑(ちはつせいへんぺいぼはん)の場合には毛が同時に生えてくることが多くあります。

また、肩にできる発毛性の遅発性扁平母斑のことをベッカー母斑といいます。

黒あざ

黒あざ

獣皮様母斑、色素性母斑など

濃い茶色から黒い色をしたあざのことを言い、平坦のものからザラザラしたもの、毛が生えているものがあります。

治療法は主に外科的手術になり、傷跡が残るというデメリットがあります。あざが小さい場合や形状によってレーザー治療の選択もありますが、稀に黒あざが悪性化することもありますので、可能性を排除する意味でも切除療法が多くなります。

赤あざ

赤あざ

単純性血管腫、いちご状血管腫など

生まれつきの血管異常によって生じる平らな赤いあざを単純性血管腫といい、自然に消えることはありません。成長とともに色が濃くなったり大きくなることもあり、成人になると盛り上がることがあるため、できるだけ早く治療をした方がいいです。治療方法は主にレーザー治療になりますが、出現する場所によってレーザー治療の有効性が変わるため、診察や状況に応じて手術治療を行います。

また、生後間もなくから赤い斑点のようなものができて、1~2週間から数ヶ月で短期間に盛り上がる赤いあざをいちご状血管腫といいます。1歳頃をピークにその後は色や大きさも落ち着きますが、それまでの経過で顔や頭部などの目立つ場所に大きな血管腫となった場合は外見的に非常に目立ち、お子様や親御様にとって精神的負担となることが多いため、早目の診察で治療開始をした方が安心です。