アザの種類と治療法

扁平母斑(へんぺいぼはん)とは…

ほくろのように皮膚から盛り上がることはない、茶色のアザです。そのために盛り上がりの無いあざと言う意味で扁平母斑と呼ばれています。また、コーヒーの様な黒さでなく、ミルクコーヒーに似た色のあざでカフェオレ班とも呼ばれます。
ほとんど、出生直後からありますが、思春期頃に発生する場合もあります(遅発性扁平母斑)。思春期になって発生する場合には毛が同時に生えてくる場合が多くあります。肩に出来た発毛性の遅発性扁平母斑はベッカー母斑と呼ばれています。
先天性、遅発性の扁平母斑とも、悪性化することは、通常ありません。

全身麻酔にてレーザー治療

治療前(11ヶ月) ⇒ 照射13回後(4歳)
治療前(11ヶ月) ⇒ 現在治療中(4歳)

3歳 女児 テープ麻酔にてレーザー治療

Before
After 2回照射

1歳 男児 テープ麻酔にてレーザー治療

ひざ下部分に大きく目立っていたアザの治療法として、Qスイッチルビーレーザーによる治療を開始。
照射2回目でアザの色が薄くなり、治療の効果がわかります。
Before
After 2回照射
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