保険診療について

ルビーレーザーとは

非常に短い時間出力されるパルス幅のレーザーを用いて、メラニンの異常組織だけを破壊し、コラーゲンやヘモグロビンの正常皮膚組織にはダメージを極力与えないで治療します。当院のルビーレーザー「ザ・ルビーnanoQ」は、他のルビーレーザーに比べてビームモードが均一であるため、炎症性色素沈着の発生を出来るだけ抑えることができます。

治療の流れ(ルビーレーザー)

1.診察

アザの状態を医師が診察し、レーザー治療が必要かを判断します。
(事前にテスト照射を行う場合があります)
あざの部位や範囲によっては、全身麻酔による治療になります。

《麻酔なし・麻酔テープの場合》
  • 当日の照射が可能です。
  • 後日治療で麻酔なしの場合は同意書をお渡ししますので、治療日と署名を記入し治療当日に持参して下さい。
  • 麻酔テープの場合は、麻酔テープを処方しますので照射2時間前からアザの部位に貼付していただきます。

《全身麻酔の場合》
  • 治療日の日程を決定し既往歴やアレルギーの有無をお聞きし、治療前日からの飲食についての説明をします。
  • 治療の3日前までに術前検査を受けて頂くため、ハルスクリニック提携の小児科へ紹介状を持参し受診していただきます。
    ※かかりつけの病院での術前検査をご希望の際も紹介状を発行致しますのでお申し付け下さい。
  • 治療前日にクリニックから体調や注意事項の確認のご連絡をさせていただきます。

2.治療当日

《麻酔なし・麻酔テープの場合》
  • 付き添いが必要な場合はご家族の方も処置室に入室していただきます。
  • 必要時、局所麻酔を使用する場合もあります。
  • 治療後、注意事項や今後の治療予定のご説明をします。

《全身麻酔の場合》
  • 診察
  • 麻酔導入後、点滴を行い手術します。
    麻酔導入時に付き添いが必要な場合はご家族の方も処置室に入室していただきますが、原則、手術中は待合室で待機していただきます。
  • 術後、十分に麻酔から覚醒するため1~2時間程の安静後のご帰宅となります。
    ※日帰り治療で入院は必要ありません。
  • 治療後、注意事項や今後の治療予定のご説明をします。
  • ご帰宅後も24時間対応できる体制を整えており、当日の夕方にクリニックから状態確認のご連絡をさせていただきます。

レーザー照射後のホームケアについて

  • 照射後1週間は軟膏処置を行います。
  • 照射当日はテープまたはガーゼは貼付のままで、患部は濡らさないように保護しシャワー浴は可能です。
  • 入浴は翌日からテープを貼付したままで可能となります。
  • 可能であれば、1週間、軟膏塗布後にガーゼまたはテープ交換をします。
    2~3日後からは軟膏塗布のみでも可
  • 照射部を無理に擦ったり、掻いたりせずかさぶたが出来た場合は無理に剥がさない様お願い致します。
  • 患部の紫外線予防を行います。

再診について

  • 照射後、1ヶ月後に診察を行います。
  • 状態の診察後に次回の照射時期について医師から説明があります。
  • 次回の照射が決定したら治療の同意書をお渡ししますので、「照射日」と「署名」を記入し照射当日に持参して頂きます。
  • 麻酔テープ使用の場合は処方されますので、照射日の予約2時間前から照射部にお貼りし来院していただきます。
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